つらかった母乳育児とおっぱいマンの卒乳成功記録
母乳って子供を産めば誰もが普通に出るものだと思ってました。
あたしの場合はそうじゃなかった。
出産前は「母乳とミルク混合がいいなー」なんて言ってました。
でも実際我が子を目の前にすると
どうしても完全母乳で育てたくなりました。
ただ当初、あたしのおっぱいは完全母乳で育てられる量はつくられず、、、。
息子も乳首を上手にくわえられなくて、保護器をつけての授乳スタート。
本当にうまくいきませんでした。
直接吸うのを嫌がる息子に、母としての自分を拒否された気がして涙がとまりませんでした。
入院中、授乳前と授乳後の息子の体重を測り、
足りない分のミルクを足すのがつらかった。
主人にも実母にも「ミルクでも大きくなるんだから、いいんだよ。」と言われても、母乳がでないとママ失格な気がしてこだわり続けた。
退院後もその気持ちのまま、母乳で突き進み、ミルクをあんまり足さなかった。
よく寝てるし大丈夫って言い聞かせた。
見かねた実母におっぱいマッサージをしてくれる助産師さんのところに連れて行かれました。
そこで息子の体重が増えてないことを知り、また涙がでました。
母乳にこだわったあたしのわがままのせいで息子はお腹を空かせていた。
悲しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。
今このときのあたしに出会ったら
「大丈夫!そんなことで悩むな!」って言ってあげたい。
あたしのおっぱいが出ないのは母性本能が足りないからなんじゃないかと泣いてた自分に「ちがう!」って否定してあげたい。
ミルクでも子供は大きく育つし、
母性本能と母乳量はイコールなんかじゃない。
ぜったい違う。
それにおっぱいは必ず出るようになる。
出るまでの時間が短いか遅いかだけ。
その時間がもったいないからミルクに変更するのも正解だし、
少しでも母乳も足したいと混合を選択するのも正解だし、
ママが決めることに不正解なんてひとつもないんですよね。
あたしはとても良い助産師さんに出会い、
月一回のおっぱいマッサージと頻回授乳と息子の頑張りで半年後には完全母乳になれました。
出産直後から完全母乳になれるママから比べると半年もかかりました。
でも少しずつ確実に母乳量は上がりました。
息子がおっぱいを飲む姿が本当に愛おしくて、愛おしかった。
こんな風に悩んで辛かった母乳育児も、今思い返せばしあわせな時間でした。
前置きが長くなりましたがこれからが卒乳の話。
おっぱいマンになった息子。
おっぱいを目の前にすると、遠くからでも口を開けて、高速ハイハイで一直線。
ただ1歳を境にあんまり食べなかった離乳食をガツガツ食べるようになりました。
外出をすると授乳回数が減りました。
これってもう卒乳できるってこと?
そんな日が訪れちゃったの?
しばらくあたしのほうが戸惑い、認められない。笑
うれしいはずの成長が猛烈にさみしい。
でもきっと彼の中では準備ができている。
第一段階として
「添い乳をやめる」
部屋を真っ暗にして添い寝をすることにしました。
最初は戸惑った息子もいつしかコテンと寝れるようになりました。
添い乳のころは夜中何度も起きましたが、朝までぐっすりの日が何日も続いた。
あとは母の心の準備だけ。
その準備がやっと整ったのが一週間前。
卒乳期間はひたすら外出をし、
胸元の開かない服をきて、
ぐずるときはバナナとさつまいも。
夜中起きて、抱っこでも泣きやまない時はバナナ。
歯磨きをしたあとだけど、どーしようもない。与えるとコテンっと寝てくれた。
今も日中は服の中に手を入れておっぱいを触りますが、、、
一週間も経ちましたが、、、
誰かに3日で忘れるよって聞いたけどうちの息子はしつこいらしい。油断禁物。
でもそろそろわすれちゃうかな。
さみしーけど、けんの成長がうれしいよ。
おっぱいはなくなったけど、それ以上にこれからもたーくさんぎゅってしようね。
はじめまして
1歳の息子を持つ、かーちゃんです。
H28/2/29にけんを出産。
こんなに愛おしくて。
こんなにかわいくて。
たいせつで、
なんだか涙がでる存在が現れるなんて。
宝物なのに、
しあわせな時間がたくさんあるのに、
時々いらっとして、
まだ小さい息子を怒鳴って、
そんな自分が大嫌いで、
何度も反省して
何度もかーちゃん失格なんじゃないかと思う。
そんな毎日の繰り返し。
育児ってほんとに難しい。
全然思い通りにならない。
やさしくてかわいいママに憧れる。
でも理想と現実って全然ちがう。
したいことがたくさんある。
でも実際は殆どできない。
朝の準備にも
ひとりのときの3倍以上の時間を要する。
朝シャンなんて最後にしたのがいつか思い出せない。
ドライヤーをする前に、気がついたら殆ど乾いてる。
ワンピースよりジーンズを選ぶ。
髪の毛は必ずむすぶ。
ヒールなんて出産してから履いてない。
キラキラしてる独身の友達を羨ましく感じる。
でも。
やっぱりけんのいない生活なんて考えられない。
矛盾だらけで、
ほんとに失敗ばっかりで、
それでもやっぱりしあわせで。
けんが笑ってたり
幸せそうな寝顔に
どんな疲れも吹っ飛ぶ。
そんな日々を忘れたくなくて、
こんなに泣いたり笑ったりできる毎日を残しておきたくて、
ブログをはじめます。